栄養ごはんで心も身体も元気に!

私達は食べたものからつくられる。日々、どんなものを食べれば良いのか、分子栄養学の観点から発信します!

高タンパク食の前に、消化吸収力を上げないと消化不良になります。

タンパク質を摂る前に大切なこと

身体はタンパク質でできている、 睡眠には動物性タンパク質が重要、

などご紹介したので、

タンパク質を沢山取らなきゃ!と思う方も多いと思います。

タンパク質を多く摂る、 ビタミン、ミネラルも意識して沢山摂る。

もちろんそれも大切ですが、 その前に更に大切なこと。

それは消化吸収を高めること。

そして腸内環境を整えること。

たくさん栄養のあるものを 口にしていても、

細胞に届かず 体外に出てしまっては

意味がないですよね。

消化不良は身体中の様々な不調のもと

そればかりか、 消化不良となった食べ物は

腸壁を傷つけてしまうこともあります。

ひどい場合は リーキーガット症候群と呼ばれ

腸粘膜に隙間をあけてしまい、

その隙間から本来は体外に出されるべき有害な物質が 血液にのって体中へまわり、

アレルギーなどの症状を引き起こします。

そうならない為にも、 栄養を細胞まで行き渡らせ、

細胞を元気にする為にも、 消化する力を上げることは とてもとても大切になってきます。

消化吸収を良くするために

栄養を吸収する大腸に届くまでには、

口→胃→小腸→大腸

と、長い道のりがあります。

その道のりの中で しっかりと消化し 吸収できるようにする必要が あります。

まずはよく噛む

そのためには、 まずはよく噛むこと、 も大切です。

よく噛む事で唾液が出て、 消化酵素のアミラーゼが分泌されます。

また食べ物を小さくする事で、

次の消化器官である胃での消化がスムーズになります。

消化を促す食材

そして、その他にも簡単にできる事といえば、

消化を促す食材を摂り入れる事。

例えば、

⚫︎レモン🍋

⚫︎梅干し

⚫︎酢の物

⚫︎クエン酸

など酸味のあるものを一緒に食べる。

それらを食べる事で、胃の中を酸性にするのです。

また、

⚫︎大根おろし

⚫︎舞茸

⚫︎玉ねぎ

⚫︎生姜

⚫︎塩麹

⚫︎ヨーグルト

⚫︎ワイン

⚫︎お酢

⚫︎レモン汁

などに漬け込むという方法もあります。

上記のものに漬け込むと お肉も柔らかくなり美味しくなるので、

一石二鳥ですね。

簡単なことから少しずつ

出来ることから少しずつと思い、

私は梅干しを冷蔵庫に常備しています。

また酢の物の頻度を上げました。

そういったことを続けて、消化力を上げ、

家族のタンパク質の吸収を促したいです。

そして、子供達も私も夫も、

元気に健康になればいいなと思います。

最近の我が家

栄養を意識し始めて一年、

最近では子供達が元気で、 沢山おしゃべりしてくれて、

家の中がほんとに明るくなったなと実感しています。

またみんながイライラすることが減り、 兄弟喧嘩が格別に減りました。

そして、私のメンタルも安定し、 前向きに、明るくなりました。

ママのご機嫌はダイレクトに 子供達に伝わるそう。

なので、私自身の心も大切。

夫はかなり前から 「ママのご機嫌が最優先事項」 と言っています。

心と身体の健康も、栄養が関係しているなと 日々考えます。

出来ることから少しずつ始めてみると、 いつの間にかその少しずつが増えていって 大きな変化に繋がります!!

まずはお塩、お砂糖、お味噌の見直しを。

子供の食事、栄養面を考えると、自炊ってとっても大事。

 

子供達の栄養を摂る機会を減らさないように、

なるべく自炊を心がけています。

その方が家計にも優しいし、私の美容にも良いので。

 

ズボラで料理下手な私は、

朝ごはんは簡単なお味噌汁かスープと卵料理を習慣にして、

(保育園児2人で勤務していた時はそれでも大変でした)

栄養摂取を心がけています。

 

そこで気になるのが調味料。

毎日頑張ってキッチンに立って調理してるのに、

その時にせっせと添加物を入れて作るなんて悔しいですよね。

せっかくなら、身体に悪いものをなるべく使わず調理したいものです。

 

なので普段使っている調味料はなるべく良いものを選んでいます。

 

お塩

分子栄養学に出会ってから新たに加えた調味料は、

ぬちまーす“という沖縄のお塩。

商品の裏面の栄養成分表示をみて驚きました。

今まで使っていた岩塩はマグネシウムが100gあたり100mgなのに対して、

ぬちまーす“は3360mg!

桁違いに多いのです。

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またどこかでご紹介できればと思いますが、

マグネシウムは現代人が不足しがちな栄養素。

子供にとってもとても大切なので、積極的に摂らせてあげたい栄養素です。

卵料理に混ぜると、混ぜ方が足りないのか塩辛いところが

できてしまうので、卵料理なんかは今までの岩塩を使い、

スープなどに“ぬちまーす“を使っています。

 

次にお砂糖

こちらも出番が多い上に、身体に大きな影響を与えます。

精製された白砂糖はよくないので、

私はアガベシロップに変えました。

ラカントという甘味料も試してみたのですが、

何か少し味が気になり、アガベシロップ一本になりました。

 

コストコのものがオーガニックで大量ではありますが、

コスパは◎でおすすめです。

 

アガベシロップは血糖値が上がりづらい低GI値の食材。

不調の原因は血糖値の乱高下からくるものが多いので、

血糖値コントロールはとても大切。

その血糖値コントロールに一役かう食材です。

 

お味噌

お味噌は酵母が生きているものを選んでいます。

お味噌が息ができる生きている状態、

販売中も発酵が進んでいる状態のものです。

スーパーで買う際も原材料をチェックして購入しています。

 

調味料もそうですが、習慣的に食べるものは

なるべく身体に良いものを選ぶように心がけています。

なかなか全部をオーガニックとか無添加にはできないので、

簡単に選択できるもの、日常的に食べているものは気をつけると

私なりに軸を作っています。

 

楽天ルームに私が選んで購入しているものをご紹介しています。

ご参考になれば幸いです。

分子栄養学に基づいておすすめするもの。のROOM - 欲しい! に出会える。

 

 

今日も私の作った朝ごはんを美味しく食べてくれた家族のみんな

ありがとう。

 

 

油の見直しはこちらを参考にして頂けます👇

 

眠らない赤ちゃん、栄養不足の可能性も。

子育てと睡眠

子育てをしている上で、お母さんを悩ませる一つが、
赤ちゃんが寝ないこと。

寝ても置いたら起きちゃったり、
やっと寝たと思っても長時間寝なかったりすると、
お母さんも休まる時間がありません。

私の長男も、敏感で抱っこで寝たと思いベットに寝かせると
起きてしまうので、よく抱っこ紐をしたまま家事をしていました。

そんな赤ちゃん、
実は鉄分不足やタンパク質不足の可能性もあります。
私の長男も乳児湿疹がひどく、寝ない子でした。
今思うとおそらく鉄分不足の影響だと思います。

そんな私自身も眠りが浅く、悪夢を見るときもありました。
ほんとに、幸せな育児をするには程遠いコンディション。
当時の私に栄養の知識があればと悔やまれます。

本当に子供にとってもママにとっても睡眠は大切。
3人子育てした経験から、声を大にしてお伝えしたいです。

以下の知識が、今まさに赤ちゃんを育児中のママ、
お子さんが寝ないのお悩みのママの為に
少しでも役に立てば幸いです。

メラトニンとは

質の良い睡眠には
メラトニンというホルモンが影響を与えます。

メラトニンの分泌は年齢が上がるにつれて下がってきます。
また、赤ちゃんは分泌が不安定なため、大人とは違った睡眠サイクルになります。
高齢になるとメラトニンの分泌が下がるのですが、
高齢な方が朝早く目覚めるのはその為です。

不調な子供は眠りにトラブルが多いと言われています。
そこにも栄養が関係しているのですね。

メラトニンの作られ方

脳の神経伝達には栄養が関与していて、
メラトニンが作られるのも同じことなのです。

メラトニンの大もとはタンパク質
タンパク質を胃酸で消化し、
ビタミンB 群マグネシウムによって代謝されて
メラトニンが作られてきて、人はぐっすりと眠れるようになるのです。


メラトニンのもともタンパク質

メラトニンを作るタンパク質はトリプトファンと言われるアミノ酸になるのですが、
基本的には動物性タンパク質に多く、
その他にはバナナ、卵、乳製品などに含まれます。

このように、良い眠りに影響を与えるメラトニンを作るには
動物性タンパク質が必要なのです。


メラトニンの作られ方のまとめ

まとめると、
以下のような流れでメラトニンが生成されます。

タンパク質(トリプトファン
(肉類、魚類、レバー、大豆、卵、乳製品、バナナなどに多く含まれる)

鉄分、ビタミンB群により代謝

セロトニン(幸せと感じるホルモン)

マグネシウム、ビタミンB郡により代謝

メラトニン

上記の流れからも分かるように、
タンパク質だけではなく、鉄やビタミンB群、マグネシウムも必要になってきます。

色々なところで必要となってくる、鉄やマグネシウムなどのミネラル。
現代人に不足しがちな栄養素なので、
しっかりと意識をして補っていく必要があります。


質の良い眠りが成長に不可欠

質の良い眠りが、骨の成長、体の成長に繋がるので、
しっかりとした睡眠はママの育児の負担を和らげるだけではなく、
お子様自身の成長にとっても、とても大切です。


ママの作る栄養ごはんから、子供達の良い成長をサポートしたいですね。