栄養ごはんで心も身体も元気に!

私達は食べたものからつくられる。日々、どんなものを食べれば良いのか、分子栄養学の観点から発信します!

月経で失われる鉄分。女性はみな鉄分不足!

その献血、ちょっと待って!

昨日、次男とケチャップを買いに
イオンに行くと…
献血車
車ずきの次男は喜んでいました。

ですが私の目には
そのテントの中の1人の女性に。
男の子を2人連れて
おそらく献血するか、したかのスリムなママ。

子供2人連れて献血!?
お、驚きました。

もし知り合いだったら
一刻も早く献血をしないように
説得したかも。。。。
(お節介なおばちゃんだけど)

人の為に献血をされていて
とても素敵な女性ではあるのですが
貧血にならないかがとても心配。

献血の知識があまりないのですが
調べてみると200mlとか400mlの
血液を献血するそう。

個人的にはとてもすごい量。

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ただでさえ女性は毎月の月経で
鉄サプリを 飲むなどの対応をしていないと
ほとんどの人が鉄分不足。

月経で失う鉄分

毎月の月経で失う鉄は
約10mg程度と言われています。
1日当たり約2mg程度の鉄を失います。

月経量は個人差が大きいので
あくまでも参考の数値ですが
これを食べ物から摂取しようにも
ヘム鉄は10〜20%程度、非ヘム鉄は2〜5%と
吸収率が低いため
摂取量を増やしていく必要があります。

鉄を失うのは決して月経だけではなく
便や尿、汗などからも
一日当たり1mg程度の鉄を失っています。

失った鉄分を取り戻すには

月経時には1日3mg鉄を失っているとすると
3mgの鉄を体に吸収させるには…。

吸収率20%と考えると
15mgのヘム鉄を摂取する必要があります。

牛赤身肉なら100gにつき約1mgの鉄分。
とすると1500g!?
もちろんそんなに1日に食べれませんよね。

鶏レバーでは100gにつき約9mgの鉄分。
であれば160g程度。
レバーだけをそんなには難しい!

色々な手段で鉄を補給していく
必要があります。

月経で失った鉄を
1ヶ月かけて補っていくと考えても
日々の鉄分摂取はとても大切。

これだけ鉄が失われているのに
献血をしてさらに鉄を失うと
身体にはとてもダメージがあるのでは
ないでしょうか。

献血をするにせよ
しないにせよ
鉄分摂取は健康美容にもとても大切。

効果的に鉄分摂取するには

鉄分摂取には
✔︎ビタミンCを一緒に摂る(吸収率が上がります。)
✔︎コーヒー、紅茶、緑茶、ルイボスティーなどに含まれるタンニンは鉄の吸収を阻害するので、一緒に摂るのを控える
✔︎タンパク質も一緒に摂る(ヘモグロビンを作るときに必要です。)
✔︎梅干し、酢など胃酸の分泌を高めるものも一緒に食べる

なども効果的です。

鉄分不足の症状

鉄が不足すると
疲れやすい…
イライラする…
肌が荒れる…
頭痛…
冷える…

などの症状が。

子育てでただでさえ疲れるママ。
鉄不足はNGですよ!

と言っても私もまだまだ
鉄不足。私もまだまだ鉄不足。

鉄が不足しない様に日々、一緒に意識をしましょう。



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分子栄養学に基づいた、おすすめの食材などご紹介しています。
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