栄養ごはんで心も身体も元気に!

私達は食べたものからつくられる。日々、どんなものを食べれば良いのか、分子栄養学の観点から発信します!

補食の大切さ大切さ

今回は補食の大切さについて。

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補食といっても写真のような甘いものを食べるのは
できれば避けたい💦

何故かを説明しますね。

そもそも私は
分子栄養学を学び始めて
初めて低血糖というものを知りました。

産後、夕方に急にフラフラしてきて
母に連絡したのを思い出し
あれも低血糖だったのかもしれない…と
納得。
食事の摂り方で予防できるなんて
目から鱗でした。

低血糖とは、
血糖値(血液中の糖の値)が低い状態を言います。
この低血糖の状態になると
さまざまな不調が起こります。
●眠気
●あくび
疲労
●イライラする
●怒りやすい
●集中力の低下
●甘いものが食べたくなる
●めまい
●フラフラする
●頭痛
●夜に目が覚める
●歯軋りやくいしばり
などなど。

夕方に低血糖になる事が多く、
夕方上記のような症状がよく出る人は
低血糖になっているかもしれません。

ではどうして低血糖になるのか。

血糖値は食事の影響を受けながら
一日中変動しています。

3食しっかり食べていると
血糖値の変動は緩やか。
この緩やかな変動が理想です。

ですが、欠食をしたり少食過ぎると
血糖値が下がりすぎ低血糖状態に。
低血糖状態の後に食事を摂ると
血糖値が上がり
その後また下がるという悪循環に。


血糖値は緩やかな変動が理想なのですが
空腹時間が長くなることで
変動が大きくなってしまいます。

血糖値の乱高下が起きると
血糖値を上げるホルモン
インスリン
血糖値を下げるホルモン
コルチゾール
甲状腺ホルモン
●アドレナリン
ノルアドレナリンなど
が出て、
体が交感神経優位になり
先程あげたような症状が出てきてしまいます。



低血糖の症状がある中での
お勉強や育児、夕飯の支度は
辛いですよね。

ですが「補食」を摂り
長すぎる空腹時間をなくすことで
低血糖を防ぐ効果があります。


特に痩せている女性や子供は
筋肉量も少なく
血糖値を安定させることが難しいのです。
そのため「補食」が大切になってきます。

じゃあ、3時のおやつしっかり食べまーす🙋‍♀️
と言いたいところですが
食べるものでも血糖値の変動は乱高下💦

甘いものや炭水化物なんかも
血糖値が上がりすぎ
血糖値が乱高下してしまうかもしれません。
お菓子に写真のドーナツがおすすめ出来ないのは
そういった理由からです。

と言っても私も食べる時はあるんですが…。

毎回の補食に甘いものやスナック菓子は良くないので
簡単に摂れる栄養おやつを
こちら
👇
画像の説明

で紹介していますので参考にしてみて下さい。

簡単というより、そのまま食べるものが多いので
忙しいママでも真似して頂けると思います。

また、お仕事などで忙しく
補食を摂るのが難しいという方は
MCTオイルを飲み物に混ぜて
少しずつ摂るのもおすすめです。

子供達のおやつと一緒にママも栄養補給を。