栄養ごはんで心も身体も元気に!

私達は食べたものからつくられる。日々、どんなものを食べれば良いのか、分子栄養学の観点から発信します!

小麦や乳製品を減らした方がいい訳

パンやおうどん大好きな子供達

パンやおうどん、我が家の子供達は大好きです。

パン食べ放題のあるお店に行くと、

放っておいたらパンしか食べないんじゃないかと思うこともしばしば。

強制的に他のものも食べさせますが、

この『パン好き!』、『麺類好き!』、または『牛乳好き!』には

多くの問題を引き起こす可能性があります。

 

昔に比べると食卓に上がる頻度も多くなっていると思われ、

子供達にとってもとても身近で美味しい食べ物なので、

仕方ないなとは思います。

 

親としても、子育てで大変な中手軽に食べさせることのできるパンは

とてもありがたい食材なのですが、

子供達の健康の為には、そればかりにならないように工夫や一手間が必要です。

 

小麦に含まれる『グルテン』、牛乳に含まれる『カゼイン

パンや麺類の材料になっている小麦には『グルテン』や、

乳製品に含まれる『カゼイン』は、

人間の消化酵素では分解されにくいタンパク質であり、

消化しずらいが故に、摂りすぎると腸をはじめ

身体中に悪さをする働きがあるからです。

 

そのため、小麦や乳製品を減らすことは、

腸内環境の改善の第一歩と言われています。

 

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グルテンがよくない理由

グルテンがよくない理由として、

 

1、消化しずらく、腸に炎症を起こすリーキーガット症候群の原因になる

2、血糖値を上昇させる GI食品である。

3、腸の隙間を広げる作用のあるタンパク質(ゾヌリン)が含まれている。

4、グルテンは品種改良や遺伝子組み換えでできた消化しにくいタンパク質である。

5、輸入品に多いポストハーベストの問題がある。

6、モルヒネと同じような物質を作り出し、脳を興奮させる。

 

といった事があげられます。

 

消化しずらく腸によくない事だけではなく、

高GI食品の為血糖値を急上昇させるのです。

血糖値は急上昇した後は急下降し乱高下を引き起こし、

様々な不調の原因となるので、その理由からも控えた方が良さそうです。

 

口にするのなら、安心な小麦を

小麦製品を口にする場合でも、可能であれば、

○国産の小麦

○減農薬の小麦

○遺伝子組み換えや品種改良されていない古代小麦

など、こだわりのものを摂ることが身体への悪影響を減らします。

 

また定型発達のお子様よりも発達に問題を抱えているお子様の方が

消化不良を起こす割合が高いそうです。

発達に関係なくとも、

グルテンは腸の壁を通り抜けて体に様々な炎症を起こす可能性があるので、

小麦を控えることでその症状の緩和に繋がります。

 

以上のことを知り、我が家では子供達にはできるだけ小麦は摂らない、

摂る場合は、国産小麦をと無理のない範囲で心がけています。

 

アトピー体質の長男の肌も少しは改善されるかな。

 

 

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