栄養ごはんで心も身体も元気に!

私達は食べたものからつくられる。日々、どんなものを食べれば良いのか、分子栄養学の観点から発信します!

タンパク質が大切なわけ


人の身体は7割が水分でできているというのは
聞かれた事があると思います。
では、その次に多いのは何でしょうか。

それは、タンパク質です。

タンパク質がつくるものや働き

タンパク質は、
筋肉、骨、内臓、脳、神経、
髪、皮膚、爪、ホルモン、
神経伝達物質
など身体中のあらゆるものを作っています。

そして、
身体の7割を占める水分を細胞内に保つのもタンパク質。
ビタミンやミネラルを身体中に運ぶのもタンパク質。
幸せを感じるホルモンのセロトニン、質の良い眠りに必要なメラトニン
タンパク質からなっています。

このように、私たちの身体はタンパク質をもとに作られているのです。

そのため、身体を構成するタンパク質を摂れているか、
というのはとてもとても大切。


タンパク質不足による不調

タンパク質が不足していると、
身体中のあらゆる機能がうまく働かないのです。

タンパク質が不足すると、
😭髪が抜けやすい
😭爪が割れやすい
😭立ちくらみがする
😭肌がかさつく
😭風邪をひきやすい
😭胃腸が弱い
😭メンタルが安定しない
😭眠れない
などの不調が現れます。

子供達にそんな症状がないか、
まず確認が必要ですね。


タンパク質の必要量

このようにタンパク質は様々な働きをするので、とても大切な栄養素です。
成長期のお子様にとっては、尚更のこと。
同じ体重に対しては、大人の2倍のタンパク質量が必要になってきます。

例えば50kgのママと、体重25kgの成長期の子供。
どちらも同じだけタンパク質量が必要なのです。
部活動などの活動量によっても変わってきますが、
これを見るだけでしっかりとタンパク質を
摂らせてあげないといけないと分かります。

おおよそのイメージでいうと、
毎食、手のひらサイズのタンパク質が必要と言われています。

給食で栄養を摂っているから。というママもおられますが、
3食のうちの1回しっかり食べるだけでは、栄養的には足りません。
また、学校給食はタンパク質が少なめだという情報もあります。

タンパク質は食べ溜めができないので、
できるだけ3食毎回+補食でしっかりと摂っていく必要があります。

卵料理から

では、どのようにタンパク質を摂らせてあげるのか。

まず簡単に食べれるものとして卵が挙げられます。
ゆで卵が好きなお子様なら、ゆで卵を常備してあげたり、
毎朝の卵料理に、スープやお味噌汁に卵を入れてみたり、
温泉卵が食べれるのであれば、消化吸収の面から見てもとても良いですし、
色々な方法で食べさせてあげることができます。

私は朝ごはんで食べる卵料理の卵の量を増やすところから始めました。
そして、補食に“食べるにぼし“を購入したり、
タンパク質が少ないメニューになってしまったなと思ったら、
卵料理を追加したりしています。


今まで食べていなかった人が急にタンパク質を増やすと、
消化吸収できないこともあります。
なぜなら、消化酵素もタンパク質からできているので、
長年タンパク質不足だった人は、消化力が落ちている可能性があるのです。

消化力を上げることをまず初めにする必要があります。
消化力についてはこちら👇


ママの買うものが子供の身体をつくる

その他日々意識している事に、
買い物の際に、自分が買うものが家族の健康な身体を作るという事。
子供達は食事を選べないので、責任重大ですよね。

ママの日々の習慣がとても大切だと思います。

無理せずできるところから、というのが習慣をつくる第一歩。
無理せず続けることを目標に、が習慣にするコツだと思います。

ママの機嫌を第一優先にして、一緒に栄養について考えていきましょう!